現在の国民の政治に対する知識、理解のレベルでは、普通選挙権を持っていることすら、まだまだ危ない。
民主主義は、しっかり勉強しないと正しく理解できるものではない。
未熟であっても投票権を棄権も含めて憲法で与えられているものだから、かなり危険な状態なのが、日本の現実だと思う。
小沢さんの独裁民主主義が、今回、何とか抑えられたのは、参議院が、あったおかげだ。
日本ばかりでなく、民主主義を掲げている国の民たちが、皆、民主主義を学び正しく理解し行使するなら、世界中から、経済格差も、差別も、公害も、軍隊も、もちろん戦争もなくなるはず。
世界中で、経済格差、差別、公害などが、はびこっている現実は、残念ながら健全な民主主義は、まだ育っていないことの証明である。
ついこの前まで、金や利権に目をくらませてきた自民党の長期政権を支えてきた日本国民の民主主義のレベルは、改善されたとは思えない。
まだまだ、チェック機関としての役割が参議院にあるはずだ。