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質問

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太刀と刀の違いがわかりません。
太刀は刃を下、刀は上にして展示されているようですが。

  • 質問者:kobu
  • 質問日時:2010-04-29 16:00:30
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皆さんが仰るとおり、
装備した時に刃が上になるのが刀(打刀)で、下になるのが太刀です。
「太刀を佩く」というのは太刀を専用の用具で腰に「吊るす」ように装備することです。
刀は時代劇によく出てくるように帯や腰紐に差します。

実際にやってみると分かりますが、
刀の抜き方に比べると太刀は抜いて構える際に刀を回すような動作が入るので
地上戦では使いにくいです。(構える際に隙が出来る)
一方、刀は抜いてすぐに切りつけることができます。

===補足===
皆さんが仰るとおり太刀は馬上戦闘用なので長めの傾向があります。
(ちなみに吊り下げる際は鞘に二箇所紐をかける所があって、そこで吊ります)
また、柄も両手持ちできるように長く作ってあります。

そして、馬上戦闘用の武器(と言うか、対騎乗兵用)の武器は時代の流れと共に
槍が主流になっていきます。(一番槍、横槍、槍働きなどの語源)
逆に太刀は槍に対抗できる長さまで大きくしてしまうと扱いづらくなり、
その事が廃れていく一因となります。

刀は地上戦用の副武器として登場します。
地上戦でも主武器は槍ですが、距離が近い場合は刀の方が適しています。
倒した相手にとどめを指すのも刀の方が使い易く、首を切るのも刀の方が使い易いです。
そうなると扱い易い短めの刀の方が戦闘に向きます。
同じ理由で刀は片手で使うことを想定して作られます。
(両手で持てない訳ではないですが)
また、戦闘で刀を使うような場合、大抵は乱戦です。短い方が邪魔になりません。

もっとも戦国時代には「長巻」という太刀または刀と槍の中間のような武器
(薙刀の、刃の部分を伸ばしたような形状です。)も
広く使われていましたが。

  • 回答者:夢のかけら (質問から8時間後)
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ご回答ありがとうございました。
腰に差す、あるいは、佩くときの刃に位置によって、
刀の形状に違いがあるのでしょうか。
私のような素人にはわかりませんが。
ただ、腰につけるときの、刃の向きの違いだけではよくわからないのですが。

並び替え:

初期の日本刀はすべて太刀(たち)であり、本来、馬上の際の武器で片手で持ち、薙ぎ払うことを目的に作られています。
二尺(60cm)以上で刃方を下に向けて腰に佩(は)く様式のものです。

刀(かたな)は二尺(60cm)以上で刃方を上に向け、腰に差す様式のもので、徒歩で地上対地上で戦うことを目的に作られています。


http://www.katanakazi.com/newpage26.html

  • 回答者:とくめい (質問から2時間後)
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ご回答ありがとうございました。

太刀は馬の上で片手で使う武器、刀は陸上で両手で使う武器の事です。
平安時代、鎌倉時代は馬の上での戦闘が基本でしたので太刀が多く作られ、その後戦闘様式が陸上に変化した為に江戸時代には多くの刀が作られました。
馬上から陸上に戦闘が変化すると、今までの太刀では戦い難いので太刀が刀に改造されるようになりました。

  • 回答者:匿名 (質問から2時間後)
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ご回答ありがとうございました。

人から聞いた話なので、信憑性には
「?」が付くかもしれませんが、

おっしゃる通り、
刃が上になるのが刀で、下になるのが太刀です。

これは、展示の時だけでなく、侍が腰に差す場合も、
刃のほうを上にするのが刀で、下にするのが太刀です。

当然、刀(太刀)を抜く場合の動作も、異なってきます、
大昔は太刀が普通だったところが、
後には、抜くための動作が小さい刀が主流になったそうです。

  • 回答者:竹光 (質問から23分後)
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すぐのご回答ありがとうございました。

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