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アンジェイ・ワイダ監督の「灰とダイヤモンド」、中学生のときTVで見て強烈な印象を持ちました。
以来、なんだっけあの映画なんだっけと思いつづけながらかなりの歳月再開するまで時間をかけました。
主人公の若さ、おかれた過酷な状況、目くるめくような映像の切り替わりかた、まるで日本の能の間のようなカメラワークに目を奪われました。
共感をお持ちの方おられますでしょうか。御感想いただけましたら【ジンコイア】です。

  • 質問者:お気に入り映画
  • 質問日時:2008-07-24 16:21:36
  • 0

中学生という多感な頃に、テレビとはいえ
この映画を見たのであれば凄かったでしょうねぇ~~。
私は能はわからないのですが
日本の墨絵を思わせるようなカメラワークが印象的でした。
ポーランドは
第二次世界大戦中の日本と同じように
検閲の厳しい中で撮影・編集されただけあって
重要なテーマは間接的に訴えかける手法をとっていますが
それがいっそう効果を強調されていました。
ポーランド映画はワイダに限らず
アンジェイムンクの『パサジェルカ』でも
戦争中のことが描かれていますが
もの凄い作品が多いですね。

この『灰とダイヤモンド』も
言論、思想の自由を奪われている環境で作られていることに
驚愕、畏敬の念を覚えます。
おそらく今の北朝鮮では、このような作品はできないでしょうから。

偶然ですが昨夜、1964年の『東京オリンピック』という映画放映を
録画したものを見たのですが
日本では、さほど有名でないポーランドという国の
選手団の入場シーンに時間がさかれていました。
市川昆監督の映画人としての思い入れが表れたのではないかと
一人想像してしまいました。

ワイダ監督の映画は
「灰とダイヤモンド」と「地下水道」しか見たことが
ありませんが
「 Katyń 」は、是非見たいと思っています。

  • 回答者:PonyRider (質問から2時間後)
  • 1
この回答の満足度
  
とても参考になり、非常に満足しました。回答ありがとうございました。
お礼コメント

Popiół i diament、どの場面もこころにやきついてます。ショパンの英雄、暗殺直後の花火、イントロのパンの笛等々、死んでいった友人たちへの鎮魂歌
YouTubeで後追い思わずしてしまいました。

並び替え:

自分も灰とダイヤモンドには影響をうけました。当時ちかくにあったビデオ屋にアンジェイ・ワイダ監督作品探してみました。地下水道と夜の終わりにとコルチャック
先生しかおいてなくこの4作品しか見てませんが良く似た時代のポーランド映画
もその時少し見ました。よかったです。

  • 回答者:moviefan (質問から10時間後)
  • 0
この回答の満足度
  
とても参考になり、非常に満足しました。回答ありがとうございました。

十代の頃リバイバル上映で観ました。
「地下水道」と共にレジスタンス運動に翻弄される青春像に感動を覚えた記憶があり、
好きな監督の一人となりました。
ポーランド連帯運動参加によりポーランド演劇界を追われた時の事も深く記憶しています。
「大理石の男」「鉄の男」「ダントン」などワイダ作品は常に気にして観ています。

青春時代に日本文化に感銘を受けて以来親日家としても知られ、「京都賞」の
賞金でワルシャワに「日本美術技術センター」を設立し自ら館長にもなりました。
作品に『能』を感じられるのももっともな事と思います。

ポランスキーといい、ポーランド演劇人は戦争やレジスタンス活動、反ソ運動などの
影響を除いては語れないように思います。「自由」や「民主主義」に対する深い思いは
私達には到底理解出来ないのではないでしょうか。

  • 回答者:フーイヌム (質問から6時間後)
  • 0
この回答の満足度
  
とても参考になり、非常に満足しました。回答ありがとうございました。

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