川上、杉下が全盛時に対戦した米国に言わせると、2Aレベルの選手は一人もいなかったそうです。
日本プロ野球は、お遊びで来ている3A、メジャーにまったく勝てませんでしたが、
それでも長嶋、王が活躍い始めた頃に、少しずつ勝てるようなレベルになってきました。
川上、杉下時代は、1Aレヴェル
長嶋、王時代は、2A~3Aレヴェル
1990年~ 3Aレヴェル
2000年~ 3Aレヴェル~メジャー
ただし、試合ではなく、個人の選手が実際にメジャーでレギュラー、先発メンバーに入るためには、日本でトップクラスの実力と、メジャーで適応できる順応力を備えていないと
無理ではないかと思います。
イチローの活躍は別格として、野茂、長谷川、佐々木、松坂、斉藤、松井あたりは
活躍しましたが、タイトルを獲るまでには至らず、活躍も単年度といったケースが
殆どです。
私は、王選手大好きでしたが、冷静に考えれば、メジャーではレギュラーになれないと
思っています。
メジャーの一塁手は、ホームランを40本以上打つような超怪力の持ち主ばかりで
とてもその競争に王選手が勝てるとは思えません。
同じように日本の打者で名球界のメンバーでレギュラーになれる選手はいないでしょう。
投手であれば、先発は無理。
中継ぎ、押さえ、かつ単年度の活躍であれば、江夏、村山、野田あたりでしょうか。
日本で剛球であっても、メジャーでは平均レベルになってしまうのが現実です。