演技者として認められた「太陽がいっぱい;59」のエンディングはやはり同じ原作の映画化「リプリー」よりも衝撃的でドロンの魅力も全開、ルネ・クレマン監督の代表作で、ドロンと言えば欠かせない作品でしょう。
「若者のすべて;60」はビスコンティ監督の力作。
「太陽はひとりぼっち;66」はM・アントニオーニ監督の代表作。
名匠アンリ・ベルヌイユ監督の「地下室のメロディー;61」は大スター、ジャン・ギャバンとの初共演。
「冒険者たち;66」では伊の名優リノ・バンチュラと共演した切ない冒険活劇。
「さらば友よ;68」はC・ブロンソンとの作品。
「ボルサリーノ;69」はベルモンドとの2大スター共演で話題になりました。
これ以降は『必ずお勧め!』という作品はないでしょう。
「レッド・サン;71」は唯一の西部劇でブロンソン、三船敏郎相手に敵役を演じています。
98年「ハーフ・チャンス」ではベルモンドと二人でいかにも楽しんで再共演しています。