正確には分かりませんが、
アメリカでの見落とし防止用のステッカーの真似ではないでしょうか?
日本では、公式なものではないですし、
文言も意味合いも、別の物になってしまっているようですし、
添付方法もいい加減、
利用者でさえ正確な意味を認識していないことも多いようなので、
ファッション的な意味合いが強いのだろうと思います。
今後、関連団体などが、制度化したり、推奨して行ったりすることは、
あるかもしれません。
以前は、赤ちゃんを、大人が抱えていたり、
子供が嫌がるので、シートベルトをさせなかったりという光景を、
良く見かけました。
現在と比べて、法的規制が弱かったり、
親の子供に対する安全管理がずさんだったりした時代の話です。
泣く赤ちゃんを気にして、わき見をしたり、
子供が運転席にちょっかいを出して、蛇行したりと、
突発的な事故につながる可能性も高く、
ステッカーを添付することで、回りに知らせ、
ある意味、事故予防や、事故が起こったときの、
被害の軽減になったともいえます。
とは言え、法的な効力や、公に認定、サポートされたものではないので、
ただの親の言い訳にも映ります。
ステッカーを添付していながら、
実際には赤ちゃんが乗っていないことも多いですが、
法的なものではないので、違法性は薄いです。
しかし、逆に、思いやりや、親切心を期待したものなので、
周りから見て、ずるく、情けなく見えたりもしてしまいます。
以前は、親の裁量に任されていましたが、
不幸な事故が後を絶たないため、チャイルドシート着用が義務付けられました。
後部座席でのシートベルト着用も義務化されたので、
車の中をひっくり返りそうになりながらウロチョロする子供も、
やがて見なくなるのでしょう。
親の努力と理解で、事故が一件でも少なくなることを祈ります。