直近で2つあります。
まず一つ目については今すぐに行動を起こしましょう。
理由は
”裏決算があるから”
この裏決算というのは9月末にディーラー、メーカーにおいて上半期決算を行うことから、3月末の決算に対して、9月末の裏決算という俗称からきております。
販売する側はすこしでも売り上げと登録台数を上げる為、購入する客に対して、ぜひ買ってもらいと思わんばかりに値引き構成をしかけてきます。
この裏決算商戦はまさに今がちょうどいいタイミングとなります。
車は、購入契約となるはんこを押した時点では売り上げになることはありません。
契約後、車両を陸運支局に登録して初めて売り上げとなるため、登録期間を加味すると今のうちから遅くとも9月のシルバーウィークの連休中に購入しないと、登録に間に合わなくなる恐れが高くなり、セールスマン側の戦意が喪失し値引きがしぶくなってしまいます。そうなると年末商戦までまたなければならないでしょう。
で二つ目に関しては
”年末商戦で契約する”です
この場合は年が変わることで車の価値がいっきにおちる”年落ち”が発生するので、それによるリセールバリューのダウン分を値引きに充当したうえで、その状態を年明けの初売りに適用させ契約する方法もあります。
(年末での大幅値引きを維持したまま新年度の登録になるため、リセールバリューのダウンが1年延期されるというメリットが発生)
この二つのどちらかでいくといいかもしれません。
次に補足に対するフォローをします。
候補となっているのはインプのWRXとのことで、おそらくは2リッターのWRX STI(約370万円)のことかと思います。
・エコカー減税や補助金云々は一切考えないようにしましょう。
ホットハッチのカテゴリーに属するので、無縁です。これを交渉ネタに出してしまうと下級クラスの車をプッシュしてきてしまいます。
・ライバル車との競合は必ずする。また、似たような車でカテゴリーが違うけど価格帯が同じになる車も競合させましょう。
現時点でWRXの対抗になる唯一の車は三菱のランエボXであり、価格帯で似たような状態になるクラスはGSR 5速ミッション(約373万円)です。
ですので、これをベースに競合させましょう。
・本命の車、本命の購入ディーラーは最後の最後まで温存しておく。
この場合、まずランエボXを先に最寄の三菱ディーラーに行き商談しましょう。
ついで、スバル店に行き商談しましょう。
・初回の見積もりは付属品の類は一切つけず、車両本体からの純粋な値引きはいくらか?を交渉しましょう。
最初からオプションをつけてしまうと、オプション品を含めた見積もりから値引き提示することになりお得感0になってしまいます。
最低限のフロアマット程度をつけたうえで見積もりと値引き提示をしてもらいましょう。
・交渉は一都道府県に対して1社のみにし、複数のディーラーで交渉する場合は越境しましょう。
同じ都道府県内で複数のディーラーで見積もりをしても、同じ会社なので、商談情報が共有されており、同士競合しているのがばれてしまい逆効果です。
くしくも、転勤がつきものとのことですので、もし、直近に転勤が控えているのでしたら、今すんでいるエリアと、転勤先のエリアで競合させてみるといいでしょう。
(ただし、この行為はライバル車との競合をある程度させてから行いましょう)
・車をいまもっている場合は”買取店”を軸に査定してもらい、下取りは買取店より同じか上回るのなら実施しましょう。
なお、下取りを行う場合は、見積表に”下取り手数料”や”下取り査定料”といった無駄な費用が計上されてしまいます。これらの手数料は買取店では一切とってないので計上されてたらその分無駄にお金がもってかれてしまいますので即カットを申請しましょう。
(ただ、下取りをした場合は納車まで代車貸与してくれたりするサービスも交渉すればつけることができるほか、下取り査定を大幅に上乗せすることで、値引きが難しい車に対して穴埋めをすることができますので、買取店での査定と下取り査定をにらめっこしたうえでどっちにするか判断しましょう)
最後に、スバルの社員がスバル車を購入する場合、社販では車両本体+付属品のトータルから13%程度の値引きで購入できるとの事です。
(ソースは当方の親戚。スバルに勤めている)
ですが、インプレッサWRXですと本体と登録諸費用だけで400万に到達しますが、
ここから13%値引くことは、車自体がレアモデルになるため、厳しい状態です。
このことから、まず、初回交渉では20万前後の値引きもしくは5%程度の値引きの提示となるでしょう。
(ちなみにスバルの場合、円引きではなく%引きでの提示をよくする傾向です)
その上で、ライバルであるランエボXと競合させ、2回目の商談で自分がほしいオプションをつけた上で見積をとりましょう。
なお、値引きについては、メーカーオプションはほとんど値引きできませんが、ディーラーオプションは2割から3割程度の値引きができますので、車両本体+メーカーオプションからの値引きとディーラーオプションからの値引きを分けて提示してもらいましょう。
3回目の商談で契約前提の交渉を行い、さらなる値引きとして端数カット、付属品サービス、車庫証明、納車費用カットしたうえでサービスしてもらったり、ガソリン満タンや任意ナンバーの無料サービスなどを細かいことを要求してはんこを押してください。
これらを加味したうえでWRXでしたら、車両本体+付属品から最低30万円、10%の値引きを要求するとなれば40万円オーバーを目標としてがんばってみましょう。