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先日、約9年間自宅に引きこもった末、両親と姉を殺害し、殺人罪に問われた被告に対し、無罪判決が言い渡されました。
犯行時に心神喪失状態だったと判断された為です。

心神喪失状態って、どういう状態なんですか。
心神喪失状態って再発しないのでしょうか。
たとえ心神喪失状態でも、罪は罪ではないでしょうか。

目の前の見知らぬ人が、心神喪失状態だったら怖いですね。

  • 質問者:都合の良い言葉
  • 質問日時:2008-06-28 21:20:16
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心神喪失の定義として分かりやすいのは
アルコールによる酩酊(めいてい)、
薬物摂取による精神異常、
パニック状態による行動などの
いわゆる「記憶がありません」「無我夢中でよく覚えていません」
と言う状態を指している言葉の定義です。
#法律には明記されていませんが、
#酩酊、薬物中毒状態は故意に引き起こす物であり
#心神喪失として保護しないと判例として運用してるようです。

「自分を律する力、善悪を判断する力が失われた状態」
の被告人に対して罪を問わないという考え自体が無駄な考えでしょう。

罪とは肉体が起こし罰とは肉体が受ける物で良いと考えます。
心神耗弱・心神喪失時の精神だけを肉体から切り離したり、
取り出したり出来ない以上論議するだけ無駄でしょう。

「一休さん」というアニメにもなった話があります。
その中に「屏風の虎」と言う話があります。
屏風から夜な夜な抜け出し人を襲う虎(この話自体嘘)を
退治して欲しいと言う話を一休さんはこう返します。
見事捕らえて見せますから屏風から虎を追い出してくれと。

肉体と言う器から精神だけを切り離せるほど科学が発展したならば、
その時は改めて考えればよいでしょう。
それまでは、出来もしない架空の主張である「精神と肉体は別論」で
罪を無かった事にするべきでは無いと考えます。

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殺人のような重大な犯罪を犯す人はそもそも「精神が正常ではない」と思います。よって、精神鑑定をした結果「心神喪失状態であった」などという診断は当然のものであって、それによって刑の重い軽いが判断されるのはあまり好ましいこととは思いません。

  • 回答者:シゲ (質問から4日後)
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私個人の意見ですが精神鑑定自体が不要だと思います。
まず鑑定医によって意見がバラバラという点、
殺人を起こした時点で精神的に正常であるはずが無いと思うことです。

  • 回答者:ODA (質問から24時間後)
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この判決にも、理屈は山ほどつくのでしょうが
納得いくものではありません。
私は単純に結果責任主義で
人を殺したものは死をもって償うのが当然と考えています。
心身喪失だろうが精神病だろうが…です。
殺されるほうはたまりません。
殺人の罪を軽減するのは
殺される側に相応の事情(DV夫など)があるかどうかを
元に判断すればよい。
今はあまりに運用が安易であると思います。

  • 回答者:日本は気〇い天国 (質問から3時間後)
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何も知らない幼い子供が、何か犯罪を犯してしまったとしても、その責任を、その子に問うことは出来ない?
というか、問う意味さえ分からないでしょうね。問うと云う行動そのものの意義が、存在価値を持たない状況とも言えます。

さて、問題の「心神喪失状態」を、この例と比べてみましょう。
何処が違いますか?
そう、責任を問う意味は、理解出来ますよね。
幾ら、当時の状況が、異常なものだったとしても、我に帰れば、たとえ覚えていなくても、詳細を教えられて、振り返ることは出来ます。反省もね。。
ならば、「問えない」という考え方は、おかしいのではないでしょうか?
ただし、そうではない場合に比べれば、情状酌量の余地は、もっと大きいと思いますよ。
しかし、逆に、「なぜ心神喪失状態になったのか?」「そういう状態になること自体は、防げなかったのか?」という、別の問題と責任が、発生します。発生するはずなんです。が、、、
今まで、そこに触れた判決を、私は、知りません。司法関係者全てが、そこを見落としているんでしょうか? それとも、逃げてる?

  • 回答者:ムーチョ (質問から2時間後)
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確かに怖い話ですよね。私は法律系の資格を持っていますが、現在は、「疑わしきは罰せず」「責任能力が無ければ無罪」という原則に基づいているようです。
しかし、私は納得できません。殺人をして無罪?
心神喪失の基準はしっかりしているのか?
担当する医師によって鑑定結果は変わらないのか?
無罪になった後、犯罪を再発する恐れはないのか?

現在の法律の抜け穴のような感じがします。また、弁護士の方も仕事とは言え、何でも「心神喪失」を主張すべきなのでしょうか?

  • 回答者:痩せたい君 (質問から2時間後)
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判決を見てびっくりしました

身内が被害者だけど

近隣の人が被害者だったら・・それでも無罪!ですか~

納得がいかないです

サリン首謀者も役者みたいだし~

  • 回答者:しま (質問から2時間後)
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近年のこの手の事件って必ず心神喪失で弁護されますよね。
何だか個人的には弁護士の常套手段のような気がしてなりませんね。

そもそも殺人を起こす人が正常なはずがないですよね・・・
となると殺人者はみんな心神喪失で無罪になりますよね。

被害者や遺族、回りの人間の気持ちを無視しているようにしか思えないですよね。

  • 回答者:通りすがり (質問から39分後)
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大学で心理学を学びましたが、それでもこの心神喪失は非常に扱いが難しいと思っています。

心神喪失とは、ぼくなりの解釈では「自分が行っている行動が罪かどうかさえ分からなくなっている状態」だと思っています。
似た用語に「心神耗弱」がありますが、これはぼくなりに「自分の行動が罪だとは分かっているが、犯罪に向かう自分の行動を自分の意思ではどうしても止められない状態」だと解釈しています。

個人的には「心神喪失」が認められるためには、それこそ「ここはどこ?私は誰?」的なところまで精神異常が進んでいないと適応されないものだとこれまでは考えてきました。
現にこれまでの裁判では「犯行の数日前に凶器を買っていた(計画性がある)」や「事件後に隠ぺい工作をした(隠蔽したのは「罪だ」と自覚している証拠)」という理由だけでも心神喪失の申し立てはほとんどが却下されてきました。
ところが最近、ある裁判で「精神鑑定の結果を最大限尊重して判決を下すべき」という判断が出され、心神喪失が認められやすい道が開かれたと思います。
今回の質問で挙げられている事件のケースでも、これまでの基準なら「責任能力あり」と判断されそうなものが、「心神喪失で無罪」とされた感があります。
心神喪失の基準が緩くなりつつある最近の傾向は、あまり好ましくない方向だとぼくは思っています。
心神喪失で無罪とする事例が増えるなら、釈放後は医療機関の長期入院治療を義務付けにするとか、治療による回復具合を定期的に法務省などに報告させるとか・・・。
そういう、釈放後の受け皿のようなシステム作りを並行して進めるべきだと考えています。

  • 回答者:長老 (質問から30分後)
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