「パパは何でも知っている」
そこには、60年代の理想のアメリカの家族が居ました。
家族思いのパパと優しいママ・・・優等生では無いけれど、心の優しいお姉さんと弟・・・
温かみの有るリビングルームに大きなテレビやソファや家具・・・
キッチンの冷蔵庫や牛乳瓶も大きかったなあ・・・
勿論、朝のジュースはミキサーでフレッシュなものだったし・・・
そうそう、自動車もやたら大きかったなあ・・・
クリスマスにはその車に家族が乗って、本物のモミの木を田舎に買いに行ったりして・・・
このドラマの生活は子供の時の憧れでした。
誰もがアメリカは素晴らしいと思ってTVを観ていました。
オトナになって、アメリカの家庭に行く機会を得て行ってみると、
現実と私が知っているドラマの世界とはチョッとニュアンスが違ってガックリ・・・
考えてみれば、ベトナム戦争や反戦運動で病んでいる時代でもあったけれど・・・
でも、アメリカの家族のイメージは、今でもこのドラマの儘の私です。