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質問

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蚊取り線香(電気タイプ)は、カブトムシや外来の中型トカゲなど
昆虫やインコには、影響あるのかな?
2部屋の間の襖開けてるんですが、1部屋のほうに、そういった生き物を飼育してるんで、心配で使っていいのかなやんでます。

  • 質問者:匿名希望
  • 質問日時:2009-06-17 01:57:20
  • 0

手元に実際のものを持っていないのですが、(電気タイプの)蚊取り線香の有効成分はおそらく合成ピレスロイドの類縁化合物ではないでしょうか。これを電熱で揮発させていると思われます。

ピレスロイドは神経系の軸索における伝導をブロックします。これにより神経伝導の際に生じる後電位が異常に高まり、神経の異常反復興奮が誘起されると考えられていますが、ヒトをはじめとする哺乳動物では殺虫成分が神経系に到達するまでの過程で速やかに代謝・分解を受けて解毒されるためです。そしてピレスロイドは低温で効果が高いため哺乳動物やインコ等の鳥類は影響を受けにくいと思われますが、同じ節足動物であるカブトムシ(ペット的に飼われているものはともかく、農業生産においては実害をもたらすため防除対象となることがあると思われます)や変温生物のは虫類には影響があると考えられます。
もちろんLD50等は異なってくると思われますが、昆虫やは虫類を飼育している部屋では使わない方がよいと考えます。

なお、使われている薬剤がピレスロイドと仮定して書き込みましたが、そうでない可能性もあります。その場合は対応が異なってくることを念のためですが書き添えます。

===補足===
上記の書き込みは、ピレスロイドと仮定して、しかもそのごく一般的な解釈に過ぎません。
企業によって新しい効果と安全性に優れた蚊取り線香の有効成分が開発された可能性もあります。

実際に使って安全かどうかは取扱説明書やホームページをご覧になり、それでも不明な時はお客様相談室等に問い合わせされることをお奨めします。念のため。

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とても参考になり、非常に満足しました。回答ありがとうございました。

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化学薬品ですから、ご心配なら使用されない方がいいと思います。
何かあってからでは、遅いですから。

  • 回答者:匿名希望 (質問から9時間後)
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参考になりました。回答ありがとうございました。

蚊取り線香にしても電気タイプの物に使われる薬剤にしても、昆虫に対してより効果が発揮する毒物(選択毒性)を使用しているので、カブトムシなどの昆虫には影響があるが、恐らく外来の中型トカゲやインコには影響ないと思う。

(選択毒性とは、その対象とする生物とそうでない生物を同じ体重として比べた場合、対象とする生物の例えば100倍ぐらい与えないと致死量に達しない様な毒性。)

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参考になり、満足しました。回答ありがとうございました。

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