負けが許されない、悪を倒しつつ一般人の被害も最小限に抑えねばならない、
人々を救っても感謝されることが少ない・・・。
何がしかの団体に所属していないと報酬もらえるわけでもないし。
なんか、防衛チームがいてくれるウルトラマン系が羨ましい・・・。
戦いをバックアップしてくれるし、危ない時は助けてくれるし、孤独感も感じないし。
ついでに給料高そう・・・。(防衛チームに所属していないネクサスは例外)
特に自分の正体を仲間に明かした後のメビウスは恵まれていそう・・・。
GUYSは強いし互いの戦力を考慮した作戦とれるしサポートも絶妙だし。
ただ、「正義」が何を指すかは人や立場によりそれぞれですけどね・・・。
言い出したらきりがない。
===補足===
考えてみりゃ仮面ライダー電王なんか大変だ・・・。
仲間はいるけどバックアップしてくれる組織なんかない、
自分の体を他人に勝手に使われる、
常に勝利を義務付けられてる(負けたら未来が改変されてしまう)、
勝っても助けられた多数の一般人達は自分が救われたことを気づいてさえいない。
相当精神力が強くないとやってけないよ(良太郎は精神的な強さはあったけどね)
ただ、最も辛いのは戦いがいつまでも終わらないことだろう・・・。
何度ラスボス倒しても次の敵が出てくるし。
それと「正義」について。
『仮面ライダー』第1作のOPナレーションで戦う理由を「自由を守るため」といって
一言も「正義」と言っていないのはご存知ですか?
制作サイドが「ショッカーにはショッカーなりの正義があるから」と
わざと入れなかったそうです。
でもショッカーは勝手に人を殺す、拉致して改造人間にするといった行為を
相手の同意なしで一方的にやっています。それは相手の自由を奪うことです。
だから「自由を守る」ためにライダーは戦うのです。
もっとも、V3以降は「正義の戦士」になっちゃいましたが。
『仮面ライダー555』になると「複数の正義が並立する」世界なのでややこしいです。
敵側キャラも含めて個人個人が自分自身の理想や正義を持って
それに基づいて行動してるんですから。
「嫌な奴」草加雅人=カイザだって彼なりの(歪んだ)正義に従って行動してるだけです。
本放送時には色々考えさせられましたね。