悪くなるような読み方をするのがまずいだけです。
目を疲れさせる読み方で起こりがちなのが以下の例です。
①本だけが明るくて周りが暗い環境。
目は、周りの暗さを同時に認識しているので、光を取り入れる量を頻繁に調節しなくてはなりません。だから、虹彩を縮めたり開いたりする筋肉がオーバーワークになります。 また、そんな環境からの情報をとらえてコントロールしている脳の視覚野もオーバーワーク。 結局、目の調節機能が過労になります。
読むときは本を明るくするのはもちろん、周りも適度に明るくしましょう。
外で読むときは、直射日光を本に当てて読むことはダメです。反射光が強すぎて、網膜によくありません。
②ベッドに横になって読むなど、左右の目が違う状態で本を見ている。
下になった側の目は、どちらかというと光量不足。もう一方はその分がんばる。という状態になって、左右の目がアンバランスな状態で同じものを見させられています。
これも、ピント合わせの調節機能が過労になります。
③ついつい本に近づいて・・・
近くのものを同じ状態で長時間見ていると、目のピント調節装置、つまりレンズの厚さを調節している筋肉がグッと力を入れた状態で固まっています。筋肉は縮んでは伸びるを繰り返していると疲れませんが、同じ状態を続けることは苦手です。いきおい、近くのものにピントが合った眼、つまり近眼への近道です。
④夢中になって読んでいると眼が乾いて・・・
夢中になると瞬きの回数が減ります。すると、眼の表面が乾いて眼球の掃除が行き届かなくなります。すると、白目が充血してかゆみや痛みが発生する。ついつい擦って・・・ となりがち。眼病のもとにもなりかねません。
といった具合で、時々眼を休めながらきちんと読めば、何の問題もありません。
どんどん読みましょう。
- 回答者:むかし乱読オジン (質問から18分後)
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