私今25歳の学生なんですけれど、先月からひとり暮らしを始めて、自転車を購入しました。実は、それまで住んでいた場所の地理的条件もあって、自転車って、乗ったことがなかったんです。大学の構内で、友だちのを借りて練習して、ある程度乗れるようになってから自分のを、安い1万円くらいのですけれど、買いました。そんな調子で、しかもあまり目もよくないし、自分の技術には自信がないので、今のところ、大学近辺で一番安全運転の自転車じゃないかと思います。
自転車に乗るようになって感じるのは、車の人たちって、自転車を軽視してるな~って。車の免許も持ってないですけど、なんかそう感じます。なんというのか、田んぼの中の細い道が多いエリアなので、車も自転車も、あまり状況に差がない場合が多いんですね。端に寄るにも寄れない、というか。だから、交差点で出会いがしらなんかだと、車が待っても自転車が待っても、どっちがどうともいえない。他の自転車の方を見ていても、同じような感じなので、まあそんなもんなんだろうな、と思っていたんですけれど、車同士だと、道を譲ってもらったりすると、ちょっと挨拶してたりしますよね。でも、自転車がそうやって道を譲っても、当然のようにして、車の人たち、行ってしまうんですよね。まあ、そんなもんなのかもしれないけれど、そうやって、車のための道、自転車は小さいんだから譲って当然、みたいな感じなのが、釈然としない。1度だけ、車の運転者の女性の方が、軽く会釈してくださったことがあって、なんかそういうのが、とてもいいなあと思ったので、よけいに。自転車側は、横断とか待ってもらったりすると、少なくともある程度恐縮した態度だったり、あるいは軽く礼をしたりしながら、通ったりすること、少なくないと思うんですけど、車の人って、そういうことしないなあ…とか。まあ、どうでもいいことといえばどうでもいいことなんでしょうけれども、自転車の位置づけの根本的なところに、ある程度かかわっている気がします。日本の道は、誰のためのもの?
それとは全く別問題ですが、自分が自転車に乗るようになって初めて意識するようになったんですが、無灯火の自転車って、本当に多いですね。びっくりしました、信じられない。確かに坂道の多い場所では、結構バランス崩しやすいし、つらくもあるんですけれど、そんなことより、前から来た自転車が見えないことのほうが、よっぽど怖い…。
自転車ウィンカーは、私も賛成です。出して欲しいし出したい。交差点で出会いがしら、どっちに行くつもりかわからない自転車相手に、常に自転車を降りてしまっている私。でもそんなことよりも、ウィンカー出さない車の多さ、びっくりしますけど。なんていうのか、まだ技術が未熟だからでしょうけれど、そんなにささっと車がきてもよけられないんですよね。だから、早め早めに、遠くの車、こっちに来るかな、どうかな、とか、必死で先読みしながら見てて、ウィンカーだしてないからこっちには来ない、と思った車が突っ込んでくる、でもそんなにささっと動けない、のろのろしてるとすごい不快そうな顔される。でもウィンカー出さずに曲がってきたのはあんたじゃん…。
それから、元々車椅子を押す機会が多いのでよく感じていたことではありますが、道が悪い…。車道の端を走ろうにも、道の端に向かって傾きの大きい道というのが、地域にもよるのでしょうけれども、かなり多くて。まあ、技術の問題もある程度はあるでしょうけれども、急な角度の斜面になってしまっている道の端を、ハンドルをとられずに走るのは、私じゃなくっても難しいと思うんですよね。それを避けると、車と接触しそうだし。仕方ないから、歩道を走ったりもしますよ。だって、他に通れるところがないんだもの。環境の整備なしに法律だけ変えられても、どうにもできません。
…とかとか、最近、いろいろ考えます。もちろん、私の技術も、もうちょっと上達しないといけないんでしょうけれど、日本の道路事情、優しくない。私みたいな自転車初心者や、高齢者、子ども、お母さん、その他いろんな人たちが、自転車に乗ってる。自転車に乗っている側の規則に関する認識も、もっと向上しなくちゃいけないんだろうと思うし、でも、それ以外の、物理的な道路条件や、車の人たちの認識も、変わらなくっちゃどうしょうもないと思うなあ…。