お気持ちは理解できます。フリーターの時に、クレジットカードの審査に通らなかったときは、大変悔しかったものですから。
そのうえで「悪魔の弁護人」的立場で論じてみますとこうなるのではないでしょうか。
この施策は、経済対策の一環として行われています。みなさんに等しく、旅行の便益を与えるためのものではないのです。
カードをつくれない人というのは、いうなれば、収入の分は生活の必要経費として出ていく立場の人です。
経済対策は、「もっと消費を」「もっとお金を使って」という主旨で行われるわけですから、生活の必要経費を取り去ったらお金の残らない人に対しては働きかける意味がありません。
カードを持つことができて、多少の余裕がある人に、地方にお金を落としてきて下さいということで意味を持ちます。
ETCを使うことで、対象を絞り込み、さらにプログラムの変更のみという、比較的低コストで実現をすることができます。
ETCの普及というのも、普及することで、渋滞の解消や料金所の人件費の削減、新しいサービスなどさまざまな社会的なメリットが生じます。そちらに誘導するための優遇措置というのは、非難されるべきものではないと考えることはできないでしょうか。
- 回答者:ひとつの意見として (質問から4時間後)
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