今話題のゼロゼロ物件ってどういうもので何が問題になっているんでしょうか？|質問・相談が会員登録不要のQ&AサイトSooda!(ソーダ)

「ゼロゼロ物件」が登場した当初は、「敷金」や「礼金」をとらない分、家賃が高めに設定されているというケースが多かったですが、最近では、「敷金」「礼金」が無料である上、家賃も通常のアパートの家賃とそれほど変わらない賃貸物件も増えています。
敷金・礼金なしで部屋が借りられるゼロゼロ物件ですが、家賃の支払いがわずか１日遅れただけで、不動産業者から高額の違約金をとられ、入居者に無断で鍵を交換されたり、家賃の工面ができずに何日か滞納していると、夜、部屋で寝ているときに、不動産業者が入ってきていきなり着の身着のままで部屋を追い出されてしまうというケースもある。この場合も、家賃滞納ということで、高額の遅延損害金をとられる。家賃を滞納した場合、「消費者契約法」で、遅延損害金にかかる上限金利は年率14.6％と決められているが、それを超える高額の遅延損害金をとられた人もいます。

現行の「借地借家法」においては、正当な事由がなければ貸主は賃貸を解約することができないなど、貸主よりも借主を優先的に保護することが規定されています（借主のほうが貸主よりも弱い立場にあるため）。

しかし、「ゼロゼロ物件」では、契約書が、「借地借家法」の適用される賃貸契約ではなく、「借地借家法」の適用されない「施設付鍵利用契約書」になっていることが少なくないです。

アパートに入居する際には、「敷金」「礼金」がない、家賃が安いからといって、すぐに飛びつかず、あらかじめ契約書をよく確認したうえで、賃貸契約を結ぶ必要があるという事です。

回答者：勇気元気１０５ (質問から7日後)
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