初めての車ですね^^
最初は何が何だか分からずにドキドキしますよね。
『値引き交渉』これが、一番引っかかる部分ではないでしょうか?
新車の場合は、「決算期セール(3月)」や「年末セール(12月)」が大きな値引きチャンスですね。
値引きをスムーズに進めるポイントです。
何の車を考えていらっしゃるのか解りませんが、例えば1,500ccクラスの車とします。
【トヨタ】(18車種)
・オーリス・イスト・ヴィッツ・ラクティス・bB・ポルテ・カローラルミオン・アリオン・プレミオ・カローラフィールダー・サクシードワゴン・プロボックスワゴン・シエンタ・シエンタセテ・プリウス・カローラアクシオ・ラウム・ラッシュ
【ニッサン】(6車種)
・ブルーバードシルフィ・ティーダ・ティーダラテオ・ノート・キューブ・ウィングロード
【ホンダ】(2車種)
・フィット・フリード
【マツダ】(4車種)
・アクセラ・アクセラスポーツ・ベリーサ・デミオ
【ミツビシ】(3車種)
・ランサー・コルト・コルトプラス
【スバル】(2車種)
・インプレッサ・インプレッサアネシス
【スズキ】(3車種)
・SX4・SX4セダン・スイフト
【ダイハツ】(3車種)
・クー・ブーンルミナス・ビーゴ
【ミツオカ】(4車種)
・ヌエラ6-02・ガリュー2-04・ガリュー2-04ワゴン・ビュート
以上の9メーカー45車種があります。
この中から自分の希望の車種をまず選びます。
次に次点候補となりうる車をあと3車種程度ピックアップします。
この時に注意するのは、例えば本命をトヨタのヴィッツとした時に対抗車としてホンダのフリードを上挙げてしまうと、ヴィッツは5人乗りのコンパクトカーでフリードは7人乗りの小型ミニバンとクラス分けが全く変わってしまいます。
その時に例えばヴィッツに似たホンダのフィットやマツダのデミオ挙げてておけば、直接的なライバル車となり、各ディーラーの営業マンにも火が入ります^^
クラス分けが一つだけ違うと単なる数字を落とすためだけの選択と見抜かれます。
なので、このあたりは慎重にしましょう。
次は、ディーラーを回って営業マンとの折衝に入ります。
この時、ディーラー内の雰囲気や営業マンのトークも選択肢の一つになります。
鼻から「買わないだろう」と高をくくって出る営業もいます。
また、同じ車を別系列のディーラーで扱っている事もあるので、事前に調べておいて折衝するのも手段の一つです。
価格交渉では、最初からMAXの値引きを求めると「白旗」をあげるディーラーもあります。「そんなに安いのならそちらでお買いになった方がお得です。ウチでは無理です。残念ですが・・・」と言われるケースも出てきます。
なので、事前に「月刊 自家用車」等の購入事例が沢山出ている雑誌やネットで値引き金額を調べておいて、それよりも少し低い所からスタートしましょう。
最後の最後に大きなポイントとなるのが「オプション品」です。
例えばカーナビでも「メーカーオプション」と「ディーラーオプション」があります。
注意する事は、同じ様な商品・価格でもメーカーオプションで選ぶと、新車+オプション品の金額に対して取得税がかかります。
しかし、これをディーラーオプションにすると取得税はかかりません。
再度、例を上げると・・・
30万円のメーカーオプションのカーナビを買うと、30万円の5%=15,000円が取得税として取られます。
同じ30万円のディーラーオプションのカーナビだと、この15,000円の取得税は取られないんです。
結構大きな金額の差です。
また、ディーラーオプションはディーラーがパーツや電装屋から直接仕入れる為、値引き幅がある程度あります。
なので、最後の最後に「じゃ、カーナビをこのディーラーオプション品にするから、あと5万円落して!そしたら即決する!」と食い下がれば、営業マンは上司に掛け合います。
きっと希望金額近くまで落とせるでしょう。
でも、営業マンも人間です。
あまりにも「金・金・金、あっちの方が安い、こっちの方がもっと安かった」と言われると、心象が悪くなる場合もあります。
このあたりは話の流れの主導権を常に自分に握っておきながら、最後に「いやぁ~あんたの熱心さには参ったよ!ここで決めるよ!」と言ってあげれば心の底から『ありがとうございます!これからもよろしくお願いします!!』とガッチリと握手してきますよ^^
あと納車時期についてですが、こればかりは『タイミング』です。
ディーラーのPCはメーカー工場のシステムとオンラインでつながっており、加工状況が一目で分かるシステムになっています。
希望のオプションやボディーカラーやサンルーフなどの関係で、工場の生産ラインと照らし合わせて、納車予定日が出てきます。
一般的な納期は平均して2週間~3週間もあれば間に合います。
ただし、今人気のある“ハイブリッド車”はかなりの時間を必要としています。
納車までに必要な「車庫証明」や「登録書類」をこの期間に用意します。
車庫証明は自分でも簡単にできます。
ネットで「車庫証明 取得」と検索すれば必要な書類もPDFでDLできるサイトも沢山あります。
その際の書き方や注意事項もちゃんとありますので、是非ご自分でトライしてみてください。
ディーラーでは「車庫証明取得手続き費用」として平均して15,000前後を請求してきますが、この費用がただになりますよ。
非常に長々と書きました事をお詫び申し上げます。
実際にディーラーで営業マンとして車を販売してきた経験でお話させて頂きました。
では、楽しいカーライフをお過ごしください。
車の楽しみは「車選び」からスタートします!!