イギリスは暖流の北大西洋海流と偏西風の影響を受けて
非常に雲が発生しやすいところと言えます。
しかし、イギリスにはその雲をさえぎってしまうような高い山脈がありません。
日本で例えると、
冬に東北の日本海側に大雪が降るのは
シベリアからの季節風と日本海を流れる暖流と東北地方の中心を走る奥羽山脈が関係します。
暖流によって海水は蒸発し、季節風によって日本海側の地域に向かいます。
奥羽山脈によってその水蒸気がせき止められ
露点を超えることで雨粒が発生します。(冬なので雪に変わります)
そして、ある一定の重さになったときに落下し、雨や雪として降るのです
つまり、イギリスでは雲はできるのですが、
雲をさえぎるような山脈がないため
次々と大陸側へと流れてしまい、曇りの日が多い割には雨が少ないです。