まず最初に、悩みを打ち明ける対象があなただということ、
それだけであなたは彼の心のよりどころになっています。
役に立っていないなんて思わないで。
そばにいるだけで彼にとって力になっているはずですよ。
私の主人も同様の経験があります。
入社したての頃で、仕事は完璧にこなし、愚痴を言うような人でもないし、
周りはみんな先輩でストレスを解消しようにも気軽に仕事のことを話せる人もいなく、
全てを抱え込んでしまうような状況だったのだと思います。
結婚前で遠距離だったこともあり、休んじゃった、と打ち明けられたときには
次の日に即駆けつけました。
彼氏さんも完璧主義なのではないでしょうか。
まず、有給でもいいし、何でもいいのですが、休息を取られてはいかがかと思います。
そしてあなたは、普段通り明るく振舞っていればいいと思います。
彼が辛い顔をしたり、悩みを話し始めたら、隣にいって、肩や頭や太ももなどをポンポンと優しく話すスピードに合わせて叩きながら、ゆっくりうんうん、って話を聞いてあげてください。
触れてあげることはとても大切だと思います。
自分の味方がいるんだ、って実感できて心強いはずですから。
「話を聞いてあげることしかできないけど、大丈夫、私はここにいるよ、ゆっくりでいいから話してごらん」そんな気持ちで大きな心で全てを受け止めてあげてください。まずは話を聞いてあげるだけで十分です。
何か答えを求める質問をしてきたら、仕事のことを詳しくアドバイスしようとするのではなく、最初はストレスを軽減できるような言葉を。
「このままでいいのかな」なら、焦らないで、今悩んでいること自体あなたは一歩一歩前に進もうとしているじゃない、ゆっくりひとつずつ時間が解決していくこともあるよ、とか。
「仕事の能力ないのかな」なら、全てが完璧な人はいないよ、あなたの頑張りは私が一番分かってるから、とか。
とにかく彼氏さんの存在自体をあなたが温かく優しく大きく包んであげてくださいね。具体的な解決策を一緒に考えるのは少し元気が出てきたかな、とか、少し心に余裕が生まれてきたかな、というときでいいと思います。
私の主人は何でもひとりで抱え込んで全てをきっちりこなそう、という甘え下手な性格で、ものすごい仕事量に心労が溜まっていましたが、
「できないって言うことは恥ずかしいことじゃないんだよ、周りの人と支えあって成し遂げていくことが仕事なんだから、もっと周りに甘えていいんだよ」って言ったら、それが一番心に響いたそうです。少しずつ思いを先輩や上司に伝えることができるようになってきて、その頃温かく支えてくれた上司さんがいたこともあって、徐々に会社に復帰することができ、今では当時の悩みも忘れているくらいに先輩後輩一丸となって仕事を楽しくこなしているようです。今では「仕事7割」が口癖です(笑。気を抜くところは抜いて、やることはしっかりやって、臨機応変上手に全てを抱え込まない術を身につけたようです。
まずは休みを取って、言い方悪いかもしれませんが、自分がいなくても仕事は回るんだ、自分が全てを抱え込まないでいいんだ、って心が軽くなるといいのですが。休んでいる間は一緒にゆっくりお散歩したり、お料理したり、普段通り明るく過ごせばいいと思います。
あなたが一緒になって沈んじゃいけません、こういうときこそ、笑顔笑顔!で大きく包み込んであげてくださいね。