長期間という時間感覚ですが、普通10年以上はパソコン使っている人とは考えないと思いますし、それをする方はその都度「保存の保存の保存・・・」とメディアを変えて繰り返して行かれるかと思います
5年以下でも同様ではないかと思います。バックアップが重要という言葉ありますから。
結局、CDやHDDにしてもその未来の記録メディアが出てきても保存を短期であれ長期であれ繰り返して行って神経質な人は正しく記録できたかチェックをしていくのだと思いますし、そうではない人は壊れていたときにあきらめるのだと思います。
1つのそれらのメディアで長期にずっというものでおすすめできるものないように思います。"長期間保存"という時間感覚がパソコン以前やビデオの時代と紙メディアの時代では大きく違うのが"長期間保存"ということばを聞いたときに感じることです
”長期間”という時間を数字で示された方がよいです。ただそれでも時間に対して正解のものをおすすめできないと思います。運用とケアや費用、保存専有面積などで違いがあるというまでにとまると思います。
紙メディアやフィルムカメラような"長期間"はパソコンが経験したことのない時間感覚なのです。パソコンの世界には一週間も怪しいものは見た目が同じでも多くあるという話です。みんなあきらめているか最低限の回避の知識と運用と製品選びをしています。
問題は”長期間保存”という言葉だと思います。
===補足===
CD/DVD場合よく皆さんは”日本製”というのをキーワードに製品評価、選びをされているようです。ただ、以前はこの製品は日本製だったけれどいつからか日本製ではなくなったという製品もあります。さらに詳しい方はこの製品はどのOEMだから安心だと言うこともご存じです。そしてOEM先が変わったなども。店頭のワゴンにのっている、販売中に日光にさらされていそうなものは買わないという選択もします。店の奥にあるものを選ぶ等も・・・。当然安売りのものも買いません。長期間安定したデータを保存したい人はそのようにします。当然書き込み後の保存も日光を避けます。
ただ、CD/DVDでもいつからか読み込めなくなっていたということが起こっているようです。メーカーもはっきりしない安売りのものはそのリスクが高いようです。ディスクとドライブの相性も大きいです。また、同じ製品として販売されていても製品ロット、出荷時期によってもばらつくそうです。
つまり、CD/DVDの場合、不確定要素の多い中で購入者ができる範囲でリスクを避けます。ジャンクなCD/DVDも入れて考えた場合、1週間後に読み込めなったり5年以上無事のものあります。ただ普通CD/DVDでは常にデータが保たれているかは確認しませんので読み込めなかったときにあきらめるのです。それができない人は同じデータを何枚も焼いておきます。同じものを何枚も焼くより一枚のディスクに入れるデータの組み合わせをいろいろ変えたりもします。
フラッシュメモリ、HDDの場合、ほとんど購入に注意しません。できることがない、メーカーが限られている、始めから長期保存するものではないからです。長期間保存のための指標がないからです。しかし、一部メーカーのHDDでは長期間駆動をうたったものがあります。(今のわたしは型番は覚えていないです。サーバやワークステーション向けなどとわかりやすく言ってたりしているかもしれません。)
HDDの場合は大容量が一番重要な選択で長期間保存と安定性と安全を考えたときは保存の保存・・・、バックアップを繰り返して行きます。ここで、RAIDという技術があります。"現在運用中のHDDに対して"それらを高くもたせるための技術です。方法によって5種類ぐらいあります。HDDドライブを複数使って行いますので複数購入やRAIDに対応した外付HDDを購入する必要があります。外付HDDのものならそう難しくはないようです。
HDDの寿命は、1週間でメーカー修理となるものもあります。その時データ保証はされません。メーカーはいくらか大きい数社になってきていますがそのようなものです。五年以上使えている奇跡なものもありますが3年以内にバックアップをします。今のHDDにはS.M.A.R.T情報といっていくらか損傷レベルの目安にもなる情報をもっています。そららを閲覧できるソフトも販売されていたり、無料のソフトがあったります。ただあくまで目安ですので"安全"と記されていても事故は起きます。よって、バックアップやRAIDを使ったりします。
バックアップ等が取れなかったどうしても必要なデータがHDDにある場合、データリカバリー会社が存在しています。いろいろやってくれますが万単位のお金を要します。よって日頃から安くつくバックアップをとります。
フラッシュメモリの場合、手軽さが一番重要なのでなおさら長期間という考えはないと思います。データが読み込めなかった場合は、接点不良以外はデータの救出は難しいのではないかと思います。データ記録部分が半導体で基盤に溶接・半田付けされているからです。データリカバリー会社でできたとしても費用はHDDよりかかるような気がします。フラッシュメモリへのデータ保存はカット&ペーストではなくコピー&ペーストです。
「生きたデータ管理」ですとRAIDを使ったHDDとなるでしょうし、ある程度データが保存できているか日頃から管理ができると思います。ただ、これは雷などという災難にも遭います。落ちられたときはサージ付きのコンセントなど役に立ちません。
稼働させた状態の1台のHDDの5年生存率は10パーセント以下ですからCD/DVD/B-Rayメディアが最長の可能性が高いですが先記のようなことは起こっています。非稼働のHDDがどれぐらいもつかは分かりませんしそのような使い方のためのものではないのだろうと思います。HDDは構造的に複雑なので故障が多い短寿命です。よってRAIDが生まれました。HDDは運用次第で変わるようになりました。たぶん容量単価も安くなった最近になって数年単位の長期でないにしろ保存を担えるようになりました。
「死んだデータ管理」ですと製品信頼性のある商品選択をしたCD/DVD/B-Rayとなります。これは普段から管理がしにくいので必要なときに読み込めなくなっていたことが起こります。
「保存の保存・・・の繰り返し」「バックアップ」「CD/DVD/B-Rayメディアで保存できたというその時の勝手な安心感」「読み込めなかったときのあきらめ」が長期間保存を考えたときのそれです。また、.jpgという画像データ形式がなくなっているかもしれません。
時間を超えるには多くのことがありますので、日頃の運用や費用、専有面積で選びます。選んだ方法に対してできるだけ長期に保存、安定保存ができるリスク回避を行います。
一週間のデータ保存でもそのようにします。